リハビリとは「自分らしさを取り戻す」という意味なのだそうです。
だから麻痺した場所をほぐすだけがリハビリではないのです。
デイケアでは決まった時間に決まったゲームをする方々がいます。
たとえば麻雀。
最初は職員の呼びかけで集まっていたメンバーが、今では声をかけ合い、ゲームに間に合うように歯磨きなどを済ませて雀卓(!)に集まり、時間がきたら自主的に終了します。痺れる手をわざと使って牌をとったり頭を使ったり。またメンバーが欠けたら誰かに声をかけたり誰かに声をかけてもらったり。
ごく普通の光景に思えますが、身体の機能の一部を失ったりすると、今まで楽しんでいたこともつい消極的になってしまいます。
デイケアではリハビリの先生による施術以外にも生活に密着した楽しい「リハビリ」も行なっています。