朝、ご利用者様がセンターへ到着しましたら、家から靴を持ってきた方は、できる限りご自分で靴を履き替えて頂きまして、靴箱へと靴をしまって頂いております。
もしかしたら「靴を片づけるぐらい職員がやらないの?体の不自由な利用者に靴を片づけさせるなんて!」と思われてしまったでしょうか?
実は、これも長谷川病院デイケアセンターの「リハビリ」の一つなのです。
リハビリとは本来「自分らしさを取り戻す」ことです。それは何の不自由もなく生活を送ることではなく、体に不自由があっても以前のような日常生活を取り戻すことです。
靴を職員が片づけてしまうことは簡単です。そのほうが職員も早くて楽です。
しかし、ご利用者様が時間をかけてでも自分の靴を靴箱へしまうこと。毎日の生活で出来ることをセンターでもして頂くこと。それが「リハビリ」なのです。