東日本大震災から今日で２年が経ちました。被災者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
２年前の今日。おやつ前の穏やかな時間に起きた地震。地震直後の停電によりホールの暖房が消え、職員が毛布やバスタオルをかき集めてご利用者様の体へ掛けていました。すぐにでもご自宅へ送って行きたかったのですが停電により道路の信号が消え、安全を考えて待機していましたが復旧の目処がたたないことが分かると、暗くなる前に一斉にご利用者様をご自宅へ送って行きました。
ご利用者様を全員無事に届けてから職員も帰路に。街灯も信号も消えた道路を車で走っていると、コンビニやスーパーの入り口に押し寄せる人々が見えました。とんでもないことが起きてしまったんだ、と思いながら、ようやく家に着いてテレビをつけると信じられない映像が流れていました。この映像が本当に現実に起きたことなのかすぐには理解できないほどの衝撃でした。
あれから２年。
震災直後は防災意識も高く、余震にも備えていましたが、いつしか平和な日常に慣れてしまっていたような気もします。もちろん震災は風化されるべきものではありません。あらためて「もしも」の時のための準備や心がけが必要だと思いました。
