麻雀

2013.02.08

 

午後、メンバーが集まれば時間を決めて「麻雀」をしております。

皆さんが麻雀をしているところをブログに載せていいですか?と聞いたら「ダメダメ!」と断られました。「麻雀しているのがバレたら家族に怒られる!」と。

どうやら「リハビリに行ってるのに麻雀して遊んでる!」と思われてしまうことを不安に思っている方が多いみたいです。

確かに麻雀にはあまり良いイメージはありませんが、決して「悪い」ことではなく、良い面もたくさんあります。

まず、小さくて滑る牌を二列に重ねることが指先のリハビリになります。向かい側の牌を取るときには腕をぐーっと伸ばさないと取れません。リハビリの「物を掴んで動かす」「腕を伸ばす」が麻雀をしながら自然に出来ています。

何よりも頭を使います。何を集めるか、相手が何を集めているか、役を作りどれだけ高い点数であがれるか・・・。駆け引きと集中力が必要とされ、いつも温和な表情のご利用者様も鋭いぐらい真剣な表情で麻雀をされています。

そして決められた時間に集まり、準備をして片付けるまで、ご利用者様たちが声を掛け合って自主的に行っております。

デイケアには様々な年代の方がご利用されています。同じ曜日に利用されていても、あまり話す機会がない方々のコミュニケーションにもなっています。どうしても腕が伸びずに牌が届かなかったら少しずつ牌を近づけてあげたり、誰が親か順番を確認しあったり。真剣に麻雀はしても、深刻にはなりません。勝っても負けても笑顔。そして「もう一回!」。

職員の「時間ですよ!」に、素直に慌てて片づけるご利用者様たちを見ていると、つい笑顔になってしまいます。時間を守りながら、これからも麻雀を続けていけたら良いなと思っています。

 

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